’07.1.13
天羽明惠さんのソプラノリサイタルを聴いてきました。お正月に放送された「NHKニューイヤー・オペラコンサート」を聴いて感動し、あわててチケットを手に入れました。
声の素晴らしさはもちろん、あまりにも楽々(に聴こえる)と歌われていて、本当に「歌の楽しさ」を感じました。音楽を聴いた後にぐったり疲れることも多いのですが(演奏が悪いのではなく、じーっと聴きすぎるせい?)、今日はとても身体が軽くなったように感じました。
時折お話を交えて進められましたが、始めのご挨拶のときに「今日は風邪をひいているので・・」ということを仰いました。言い訳のようなことは演奏家として言ってはならないのではないでしょうか。演奏が素晴らしかっただけに、少し残念です。
‘07.1.10
「第8回 ショパン国際ピアノコンクールin ASIA」のアジア大会(決勝)を聴いてきました(東京・浜離宮朝日ホール)。ワルシャワのショパンコンクールが開催される年には、その派遣選考も行われているコンクールです。
先週の全国大会(第2予選)の課題だった「マズルカ」に苦戦していたピアニスト達も、今日は自由選曲で一人30分超のステージ。コンクール独特の緊張感の中、堂々と自分の音楽性を披露されている演奏振りに圧倒されました。
これだけの演奏が聴けるのに、平日だった事もあり、聴衆がとても少なくて残念。地方開催のコンクールの方が町ぐるみで取り組んで、地元の方々も楽しみにされていたりして、毎回盛り上がっているようです。宣伝の問題もあると思いますが・・・。