’07.2.27

ピアノの修繕が無事済んで練習を再開したものの、ひじの痛みが完治せず、日記もしばらくお休みしてしまいました。

整形外科の先生にも「『右手はない』と思って生活しないとダメ」と念を押され、左手では不可能なこと(書く、包丁を使う、歯磨き等)以外は、極力右手を使わない、と心して生活しました。安静時には痛みがないため、つい利き手の右手を出してしまうのです・・・。ピアノも、左手だけの練習が続きました。

今週に入ってやっと痛みが減ってきました。でも今週中は、右手でピアノを弾くのを最小限にとどめるつもりです。来週また病院へ行く予定です。

今回は単なる「使いすぎによる炎症」で、「休めば治る」で済みましたが、ピアニストの方でもっと大変な症例もたくさん聞いています。L.フライシャー氏、舘野泉氏の例は言うに及ばず(フライシャー氏は回復されたそうですが)、突然原因不明で腕がしびれたり、全く動かなくなったりという話も聞きました。怪我ならともかく、ここにある手がなぜ動かないのか・・・ピアニストにとって、これ以上の不安・悲しみはありません。

私も今後、手や身体に負担をかけすぎない弾き方、演奏後の充分なほぐし方等、もっと考えなければいけないと痛感しました。

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