’07.11.24

家にあった1枚のCDを聴いて大ファンになっていたジャズピアニスト、ゴンサロ・ルバルカバさんの待ちに待ったライブに行って来ました。会場はブルーノート東京。ジャズクラブ初体験です。

ジャズクラブの勝手が全く分からなかったのですが、「ブルーノート東京を1.5倍楽しむ方法」という、とても親切なサイトがありました。チケット入手からドレスコード・座席や食事・聴き方(拍手のタイミング等)まで丁寧に書かれていて、本当に助かりました。

クラシックコンサートも初めて行くとなると、色々と不安ですね。でも行く前から「クラシックは敷居が高い」「クラシックファンはお高くとまっている」と思われてしまうのは、とても残念な事です。一昔前と違い、最近はクラシックコンサートの「聴き方・楽しみ方」等のガイドブックも出ていますし、私も今回そうでしたが、サイトや本で大まかに予習しておき、当日は他のお客様を見て行動すれば、ほぼ間違いないのではないでしょうか。

肝心の演奏。今日はピアノ・ドラム・ベースに、サックス・トランペットも加えたクインテットでした。「ピアニストが良く見える席」とお願いしたので(自由席ですが、スタッフが先着順で希望に近い席に案内してくれるのです)、手の動きまで良く見えました。音が、ピアノの生音よりPAを通した音ばかり聴こえたのが残念。ライブハウスは小規模なスペースですから、生音でも十分いけるのでは??? とても音色の美しいピアニストなので、心残りでした。

ブルーノート東京の雰囲気はとても素敵でしたし、他にも好きなジャズプレイヤーがたくさんいるので、また出掛けたいです。次回は席を吟味しなければ・・・。ヴォーカルならステージ全体を見渡せる後ろのボックスシート、ピアノなら少しでも生音を聴けるよう、自由席の最前列を狙おうかと、あれこれ考えました。

 

’07.11.16

NHK教育テレビ「芸術劇場」で、樫本大進さんの無伴奏ヴァイオリンリサイタル・清水直子さんのヴィオラリサイタルを聴きました。バルトークの無伴奏ヴァイオリンソナタが含まれていたのですが、この曲は初めて聴いたときから大好きで、ヴァイオリニストだったらぜひ弾きたいと思うほど!(でも大変な難曲。リサイタルでもめったに取り上げられないようです)。清水さんのヴィオラも以前FM放送で聴いて以来、ぜひコンサートに行きたいと思っていました。久しぶりの日本でのリサイタル、当日は聴きに行けなかったので、放送が有難かったです。

お二人とも何て深く豊かな音色! 一つ一つの音を確信を持って弾いていらして(当然のことですが難しい・・・)圧倒されました。 ヴァイオリニストの千住真理子さんが「ヴァイオリニストはステージの床も響きのために使う。だから靴はとても大事」というようなことをインタビューで仰っていましたが、本当に納得しました。テレビを通してもそれが伝わってきました。生で聴きたかったです。

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