’08.3.1

肩・首の凝りがひどく、マッサージを受けに行きました。「毎日ストレッチを欠かさずやっているのに、なぜ?」と思いつつ・・。

施術が終わると凝り・痛みがウソのようにすっきり! マッサージ師の方に「肩だけでなく腰もすごく凝っている」と指摘されてしまいました。毎日気をつけるのはもちろんですが、素人判断ばかりせず、疲れを溜める前にプロに診てもらうようにしなければ。

 

’08.2.24

二期会公演「ワルキューレ」を観て来ました(東京文化会館)。「下準備万全」のつもりでも、「上演時間4時間半」にやや怖気づいていたところ・・。でも全くの杞憂でした。演出(J.ローウェルス氏)も解り易く説得力があり、何よりも日本人歌手の素晴らしさを再認識しました。

「オペラはやはり外国人(欧米人)キャストで」という声がとても多いです。お芝居でもある以上、容姿の違和感とか・・。体格による声量の問題とか・・。現在行われている公演でも「主役は外国人歌手。日本人は脇役。」が多く、そのような公演がお客様を集めているようです。確かにかつての日本人歌手には、表現力・演技力が未熟で、棒読みならぬ「棒歌い」のような方もいたかもしれません。ピアノ等器楽でも「ジャパニーズ・イングリッシュ」を聞くような演奏が実際にありました。でも今は違うと思います。二期会は外国人歌手を招聘しないそうですが、それも自信あればこそですね。

「歌手の演奏はオペラよりリサイタルで聴きたい」と思っていました。「歌そのものを聴きたいので、衣装や装置、演出は邪魔」と思い込んでいたからです。でも今回で考えを改めました。もっと聴きに、観に出掛けたいです。

 

‘08.2.16

母校・北鎌倉女子学園中学・高校に同級生4人でお邪魔しました。中学3年時の担任の先生(社会科・当時は中3の一年間だけは音楽科以外の先生が担任をされていました)にお会いし、思い出話に花が咲き、時間が経つのを忘れるほどでした。

担任の先生の他、廊下で偶然別の先生方にもお会いしたのですが、すぐ「ああ、音楽科の(音楽科は各学年1クラスのため、「○組」ではなく「音楽科」というクラス名)」と気付いて下さいました。私立校は公立校と違い、移動(転勤)がありません。それにしても先生方が過去の生徒達(の悪行?)を良く覚えていて下さっていることに驚きました。

生徒一人一人に目をゆき届かせ、面倒見の良い学校。そして自主性を重んじ、あえて突き放す学校。それぞれに良さがあります。自分はどちらが向いているか見極め、そして学校や先生に頼りきりではなく、むしろ活用するくらいの気持ちで勉強していけたら理想的ですね。

 

‘08.2.13

2/24に二期会公演「ワルキューレ」を観に行く為、このところずっと内容を勉強し直しています。ワーグナーの楽劇を生で観るのは実は今回が初めて。ご存知の通り「ワルキューレ」は4部からなる「ニーベルングの指環」(少女マンガや映画にもなっていますね)の第2部にあたりますから、4部全体、少なくとも第1部の内容を理解していないと十分楽しめません。

オペラについて、今はCDやDVDはもちろん、解説書や「楽しみ方」などの本もたくさん出ていますので、下調べもとても楽しい作業。当日がますます楽しみです。

 

 ‘08.2.6

ロシアの作曲家(特にメトネル、カプースチン)作品の普及に努めていらっしゃるピアニスト・川上昌裕さんの著書「ちょっとピアノ 本気でピアノ」を読みました。川上さんの人気ブログを本にまとめたものだそうですが、ピアノを弾く上での様々な悩みや疑問、練習方法や進路に至るまで、演奏経験・指導経験から得られたお考えがとても興味深く、しかも分かりやすくまとめられていました。

ピアノに限らず、専門的なことを「誰にでも分かりやすく」語るのは決して易しいことではありません。抽象的な言葉に終始したり、ともすると説教口調になったり・・。 川上さんの文章には、とても和やかな雰囲気でした。きっとお人柄故なのだろうと想像します。コンサートもぜひ聴きたいです。

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