【2020.6.7  オンライン会議】

 

この春は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言のため、

コンサートも舞台も、イベントやスポーツの試合も、ことごとく中止や延期になりました。

私も3月の「逗子童謡の会」、4月の「小林明代ヴァイオリンリサイタル」が中止に。

さらに、夏の発表会や室内楽研究会なども次々と中止の連絡があり、

無力感で3日間ピアノを弾くことが出来ませんでした…

 

今日は、11月15日(日)に予定しているトリオコンサートについて、フルートの青木三木栄さん、オーボエの江原泰子さんと、ウェブ会議システムを使って話し合いをしました。

今日は何も決められなくても良い、お互いの状況報告だけでも良しとしよう、

と思っていましたが、3人ともコンサートへの想いは一緒。

今の気持ちがどんどんあふれてきて、あっという間に時間が過ぎていきました。

 

…11月の日曜日という、とても良い日にホールが取れたので、中止にするのはしのびない。

…でも、ガイドラインを厳守するのはかなりの負担。主催者の責任がぐっと重くなっている。

…コロナウイルスの第2波・第3波の不安もある。

今回は開催をあきらめて、きちんとお客様を呼べる状況になるまで待った方が良いのだろうか?

…演奏動画の配信も良いが、果たしてどれだけの方に聴いていただけるか…?

…自分達の裁量で出来るよう、規模を縮小し、会場も変えて、サロンコンサートのような形でやるのはどうか?

 

会場の横浜みなとみらいホールは、この6月から「横浜市文化施設における感染症対策ガイドライン」に沿って再開されました。

ガイドラインによると、小ホールの客席数は半分以下の100席まで、ソーシャルディスタンシングを保った誘導など、主催者が取るべき対策も、かなり細部に渡っています。

このガイドラインが秋以降も続くとなると、開催の負担が増え、かつ収益が減るのは間違いありません。

実際、秋以降のコンサートは、まだ状況を様子見している主催者が多いそうです…

 

《追記》

県をまたいだ移動が可能となった6月19日、新たなガイドラインが出ました。

でも、客席数が定員のちょうど半分・220席に増えたほかは、大きな変更はありませんでした。

3週間後の7月10日、またガイドラインの改訂があるそうなので、

それを見てからもう一度、3人でオンライン会議をすることにしました。

諸々の準備を考えると、その頃には意見をまとめていきたいところです。

状況をよく見極めて、お客様も自分達も、納得出来るやり方を考えたいと思います。

 

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