【3回連続 ホール練習】

昨年の11月26日・12月26日・そして年明け1月14日と、恒例のホール練習をしてきました。

横須賀市文化会館大ホールで2回、横須賀市はまゆう会館ホールで1回です。

1回あたり最大2時間と時間制限がありますが、格安でステージ練習が出来て助かります。

 

3回とも、1/19のソロリサイタルで弾く曲全曲を練習しました。

12月と1月は、衣装もつけての通し練習です。

 

11月は、曲ごとの音色の変化がつけられているかどうかをチェック。

さらに呼吸をゆったりさせて、細部を磨くよう、練習計画を見直しました。

 

12月は、全体の流れに滞りはないかをチェック。

流れは大丈夫でしたが、ややテンポが急いでいるところがありましたので、もう少し修正です。

 

直前の1月は、身体の使い方と集中力の維持をチェックしました。

前の週にひいた風邪が残っていたせいか、背中の筋肉が固い感じです。

身体が固いと、呼吸も浅くなってしまいます。

それでテンポが走ることはなくなってきましたが…

それでも、この体調で本番同様の緊張感の中、弾き切れたことに自信を持つようにしました。

 

心身ともにリラックスして、当日に向けて体調を整えていきます。

 

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【2020.1.1 スタジオ練習】

 

新年明けましておめでとうございます。

今年も皆様にとって良い年となりますよう、お祈り申し上げます。

 

元旦は家で音を出せないため、今年はソロリサイタルが近いため、スタジオを借りて練習してきました。

元旦も営業しているところを探して見つけた、横浜市の「ラフィネ横浜 ピアノスタジオ」。

京急線・神奈川駅のすぐ近くで、横浜駅からも徒歩圏内のようです。

ヤマハCX(ヤマハの新しいグランドピアノシリーズ)が入った11〜12帖のお部屋が5室。

ヤマハC3A入っている、テーブルやソファーの置かれたお部屋もあるとのこと。

利用料金も良心的で、3時間以上使うとさらに割引きになるそうです。

 

私が利用した「スタジオB」には、C3Xが1台とアップライトピアノYUS1が1台。

とても良い状態のピアノで、弾いていて気持ちが良く、

調律も手入れも、丁寧にされていることが感じられました。

お部屋の響き具合も程よくて、耳が疲れません。

明るい木目を基調とした、落ち着く色合いのインテリアで、

長時間でもリラックスして練習に取り組めるような配慮が感じられました。

 

同じフロアにあった5室は、全て満室。

元旦も練習に励む方々がいらっしゃることに、思わず仲間意識を感じてしまいました。

通常の営業時間は22時までですが、元旦は18時までとのこと。

それでも、元旦に弾けるスタジオはとても貴重です。

 

C3Xが2台入っているお部屋や、もう一回り大きいC6Xが入っているお部屋もあるそうです。

素敵なスタジオが見つかって、良かったです。

また何かの折に、弾きに来たい…

その時には、C6Xも弾いてみたいですね。

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【2019.11.29  若林顕セルフプロデュース  ショパン:全ピアノ作品シリーズ  ショパンを巡る旅 vol.9】

 

3年15回に渡る、若林顕さんの「ショパン:全ピアノ作品シリーズ」の第9回目です。

今日は「祖国ポーランドよ、永遠に」というサブタイトルで、「スケルツォ 第1番」をメインに据えたプログラムです。

 

ポロネーズ 第8番  op.71-1

3つのマズルカ  op.59(第36番〜38番)

ポロネーズ 第9番  op.71-2

マズルカ風ロンド  op.5

ワルツ 第17番  KK.Wa-14/第18番  KK.W-13  CT221/第19番  KK.Wb-10  CT223

2つのノクターン  op.48(第13・14番)

スケルツォ 第1番  op.20

 

アンコール曲

ドビュッシー:月の光

 

「マズルカ 第38番」(「第40番」となっている楽譜もあります)と「夜想曲 第13番」は、来年1月の自分のリサイタルで弾くこともあり、とても楽しみにしていました。

 

若林さんはこのリサイタルシリーズではどの回にも、ショパンの重要な作品である舞曲3つ(ワルツ、マズルカ、ポロネーズ)を入れていらっしゃるそうです。

どれも3拍子の舞曲ですので、それぞれの特徴を的確に表現出来ていないと似た印象になりがちですが、そこは若林さん。

ワルツの優雅さ、ポロネーズの高貴さ、そしてマズルカの持つ土の香りを、多彩な音色で表現されていました。

 

ワルツ3曲は深々と歌われていて、とても中身の濃い曲に聴こえました。

ショパン後期のマズルカは、歌や踊りの要素の他にも、幻想的だったり、バラードのように情熱的だったりと構成の複雑なものが多いです。

それを散漫にならず、1つの物語に語り切る演奏力に感嘆しました。

 

初期の「マズルカ風ロンド」、生演奏で聴くのは初めてでした。

飾りの多すぎる曲、というイメージを持っていましたが、若林さんの柔らかく、かつキレの良いタッチで弾かれると、曲の素敵さが分かります。

 

ノクターン第13番では、重い足取りの歌の中に、巨匠ならではの絶妙な揺らぎを感じました。

それでも太い一筆書きで描かれたように、曲がひとつにまとまっています。

終盤のテンポをためすぎて停滞しやすいところの運び方など、とても勉強になりました。

ノクターン第14番は、中間部がややつまらない曲だと思っていましたが、ハーモニーの移ろいにとても工夫があることが分かりました。

 

「スケルツォ 第1番」はとても速いテンポでしたが、ハーモニーの響きを完全にものにしてこそのテクニック。

「革命のエチュード」と同時期、ロシアの支配に対するポーランドの武装蜂起が失敗に終わった知らせを受けて書いたと言われている曲ですが、テクニックの披露に終わりがちな曲でもあります。

今日は激しい動きの中から、ショパンの葛藤や苦しみが浮かび上がってくるような迫力を感じました。

 

アンコールの「月の光」では、「スケルツォ」から一転して別世界の雰囲気。

心が鎮まりました。

 

音色の深さと美しさ、伴奏部分の音の作り方、テンポ運び、リサイタル全体を一つの作品に感じさせるような構成力…

毎回毎回、深い滋養を与えられ、たくさんの勉強をさせていただけるコンサートです。

次回vol.10は、来年1月31日(金)。

自分のリサイタルも終えて、ホッとした気持ちで聴けそうです。

今からとても楽しみです。

 

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【2019.11.28  レッスン】

 

井上二葉先生のレッスンを受けてきました。

ショパン「幻想ポロネーズ op.61」と「夜想曲 第13番 op.48-2」です。

2曲で2時間半近くのレッスン。

先生はその間、飲み物を口にされることもなく、一気にレッスンを進められました。

 

「全体の運びはとても良い。ちょっと気をつければ、ずいぶんちゃんと弾ける。」

と言って下さり、ホッとしたのも束の間。

そこから細部に渡るレッスンが始まり、不自然なところ、考えずに音を出しているところをことごとく指摘され、気づけば2時間半近く・・・

とても「ちょっと」ではありませんでした・・・

 

「まだ、やや右手で音楽を作っている感がある。右手で作っていると、どこも似てしまいやすい。バス音の意識、和声感をもっと持つこと。

バスとハーモニーで作ると、曲が生き生きとする。」

 

「響きを作るコツは、一番上の音に指先を使い、他の音は重みだけで弾く。

力強さは右手が出せば十分。

左手は本当にほどいて、ただ音をつかまえていれば良い」

それがもう一息、身につくと良い。」

 

他にも、何となく弾いている箇所のリズムのゆがみ修正や、アウフタクトの処理、

鍵盤の低い位置から打つ弱音の出し方、低いベース音の残し方などなど・・・

先生は本番まで日があると、かなり細かいことまで教えて下さいますが、

今日は特にたくさんのことを教えていただきました。

 

ただ、先生のご指摘を理解出来たことと、それを音で表現出来ることは、また別問題です。

ここからがまた、自分との戦い。

教えていただいたことが全て腑に落ちるまで、しっかり練習を重ねていきたいと思います。

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