【2023.12.25  ホール練習】

 

リサイタル前・最後のホール練習に行ってきました。

今日の会場は、横須賀市文化会館大ホール。

スタインウェイのフルコンサートグランドピアノが入っている、1,098席の大ホールです。

今日も連続2枠で1時間55分。

リサイタルプログラムを、ドレスも着て、トークも入れて通し、録画しました。

 

本番だと思って通したので、緊張もあり、かなり汗もかきました。

また、時間の都合でプログラム前半と後半の間は着替えのみで、休憩を取らなかったため、終盤は集中力を欠いたところがありました。

実際の本番では20分の休憩がありますが、ゆとりを持てるよう、少しペース配分も見直そうと思います。

 

先月の課題だった脱力は、ほぼクリア。

姿勢の崩れもありませんでした。

 

今回のリサイタルのコンセプトは、「暖炉のそばで、くつろいでいるようなひと時。」です。

どこも急がず、力まず、あたたかみを持って演奏したい。

そのために良い体調をキープして、1曲1曲に愛情を込めて、感謝して弾いていきたいと思います。

 

 

【2023.12.8   レッスン】

 

井上二葉先生のレッスンを受けてきました。

1/7のリサイタルで演奏する、ショパン「ラルゲット」(ピアノ協奏曲 第2番 第2楽章/C.ライネッケ編曲のピアノソロ版)。

ご多忙な先生のご都合が12月までつかず、今日になってしまいましたが、

貴重なアドバイスをたくさんいただいてきました。

 

レッスンではいつも初めに通して弾かせてくださいますが、毎回とても緊張します。

この通しがコンサート本番だと思って弾くようにしています。

これまでは緊張で力んでミスをすることも多かったのですが、

やっと脱力が身についてきて、比較的落ち着いて弾くことが出来ました。

 

OKをいただいてホッとしたのも束の間、何となく弾いているところや、フレーズの取り方が不明瞭なところは途端に指摘されます。

装飾音のニュアンス、きらびやかなパッセージの聴かせ方、強音での腕の使い方など、たくさんご指導いただきました。

 

ライネッケの編曲は中間部の左手に幅広いアルペジオ(分散和音)伴奏がついているのが特徴ですが、

 

 

先生はこの第2楽章を、民音指揮者コンクール本選の演奏者として、7回も弾かれたとのこと。

ソリストの自由度が高いこの曲は、指揮者がソリストに合わせる能力を見るのにうってつけです。

審査委員長の故・斎藤秀雄さん(小澤征爾さんの師)から「もっと自由に弾いて良い。その方が指揮の能力がよく分かる」と言われたと笑っていらっしゃいました。

 

リサイタルが近づくと不安も増しますが、レッスンを受けて、前向きな気持ちを取り戻せました。

ご指摘いただいたところをしっかりと修正して、磨いていきたいと思います。

 

 

【2023.11.27  ホール練習】

 

10月に引き続き、今月もホール練習に行きました。

今日は横須賀市はまゆう会館。

響きが良く、ヤマハのフルコンサートグランドピアノが入っています。

年明け1/7(日)のリサイタルプログラムを、ドレスも着て通し練習し、録画しました。

 

連続2枠で1時間55分の練習時間。

この時間内にアンコールも含めた全曲を弾いて録画し、着替えや片付けも済ませなければなりません。

本番よりもタイトな時間で済ませなければならない分、集中力がいるのに、今日はそれが不十分で、弾いていても音がバラついていました。

反省です。

 

録画を確認したところ、やはり脱力が不十分で、特に左手の硬さが気になりました。

先月のホール練習で課題だったテンポ設定は、やや早口なところもありつつ、ほぼ落ち着いていました。

 

やはりホール練習は、非常に練習効率が上がると感じました。

特にリサイタルで何度も弾いてきた曲と、初めて弾く新曲では、こなれ具合の違いもはっきりと分かります…

12月下旬にもう一度やる予定ですが、その時はもう、ノンストップで通すゲネプロです。

それまでに体調を整えて、良く集中して臨みたいと思います。

 

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